河部真道による漫画「鬼ゴロシ」を、『土竜（モグラ）の唄』シリーズなどの生田斗真主演で実写映画化。地方都市・新条市を舞台に、愛する家族を奪われた殺し屋の復讐（ふくしゅう）劇を描く。『メランコリック』などの田中征爾が監督・脚本、ミュージシャンの布袋寅泰が音楽を担当。生田ふんする主人公の宿敵を、歌舞伎俳優の尾上松也や『Winny』などの東出昌大、『感染』などの高嶋政伸、『大河への道』などの田中美央が演じるほか、當真あみ、駿河太郎、竹中直人らが共演する。

とある地方にある新条市。すご腕の殺し屋として裏社会で恐れられてきた坂田周平（生田斗真）は、家族のために裏稼業からの引退を決意した矢先、謎の組織「奇面組」によって妻子を殺され、自身は一命を取り留めるも昏睡（こんすい）状態に陥ってしまう。12年後、廃人状態の周平はあるきっかけから殺しの本能を呼び覚まし、愛する家族を奪った者たちへの復讐（ふくしゅう）を開始する。